隠れた変数理論

「隠れた変数理論」についてちょっと調べてみた。

「隠れた変数理論」とはなにかというと、量子力学の確率解釈が非決定論的であることに対抗して作り上げられた決定論的な枠組みの理論である。まだ人類が知らないパラメータが背後に存在しそれが作用していると考える。人類はそのパラメータを知らないので確率的にしか解釈できないと主張しているわけだ。詳しくはWikipedia:隠れた変数理論を参照。
しかし、ベル不等式などによって「隠れた変数理論」は否定されてしまったらしい。・・・とおもいきや否定されたのは局所的な隠れた変数を仮定した場合であり、非局所的な長距離相関をもつ非局所変数の存在は否定されていないらしい。
調べたらこんなサイトがあった。量子ポテンシャルと確率力学 このPDFによるとシュレーディンガー方程式からランジュバン方程式のような確率微分方程式が得られるらしい。その枠組みでは粒子は古典的なポテンシャルとそれに加えて量子的なポテンシャルのもとにあり、それが揺らぎの原因となっているらしい。

  • 追記(5/25) 量子ポテンシャルのほうは別に確率微分方程式じゃないみたいですね;勘違い。ネルソンのほうが確率微分方程式みたい


このような反骨的な考えは僕はとっても好きでもっと詳しく調べてみたい。それに確率微分方程式と聞くとテンションが上がってくる。確率数理を勉強するいい機会だ。ついでに経路積分も勉強したい…あーやることたくさん



ところで…C#でマイクの入力を読み取るライブラリを発見したhttp://mikeo410.a-auc.net/lumadcms/~PCMDLLWaveIO2DLL これを使って何か面白いもの作れないかな。ってか五月祭用に何かを…