湯気をみてて...

やっぱり実験で忙しくてブログ書いてる暇なんてなかなかありませんね…

ところで、自分の書いた文章って人に見られるのはわかっていても見られると恥ずかしい…それは自分の文体が未熟だから?

昔は、自分のピアノの演奏なんて恥ずかしくて人には絶対聞かせたく無いなんて思っていたが、今は演奏会でミスってもあぁミスったスマソぐらいにしか思わないし(緊張しなさすぎw)

これからは、人に見られることを意識してこのブログを継続していこうかと思います。




閑話休題。休み中、田舎にいるときにふと思った。
(というか、前から思っていたのだ。湿気った空気を送ったときに湿度計に反映されるまでの時間ラグが短すぎる!…と)
いまあなたは暖かい部屋にいるとしましょう。誰かが勝手に(別に「勝手に」じゃなくても良いのだがw)ドアを開けたとしよう。すると、寒い空気がすぐに伝わってくる。そう、「すぐに」!。
空気の分子を考えてもらいたい。空気分子は熱運動で乱雑に動いている。
乱雑に動くとはどういう事か?
空気分子はそれぞれがランダムな速度を持って運動をしているということだ。すなわち、空気分子の移動は拡散現象として記述されるはずなのだ

それでは何が問題か?
拡散現象はハウスドルフ次元が2次元だ。もっと易しく言うと、拡散現象においてピーク幅は\sqrt{t}に比例する。つまり、そんなに早く到達するハズはない気がするのだが…?


それとも温度差が移流の寄与を生み出しているのだろうか?だが、そのよう移動は浸透であり、浸透は拡散現象であると教わったのだが…

うーん…




あと、もう一つ。熱いお茶の湯気を観察してみてください。
なにも色眼鏡をかけずに普通に見ると、ある一定の速度で湯気が上がっていっているように見える気がするのですが…ただ、これは水蒸気が軽いので正当化されるかも知れない。
そうではなく、白い湯気は空気に拡散していっているだろうか?四方に広がっていっているだろうか?

むしろ、2種の気相が相分離した状態からだんだんと混ざっていくような感じに見えるのだが…なにか強磁性的な…
位置エネルギーを加えたイジングモデルとか書いてみれば湯気が再現できるかも知れない。





つまり言いたいのは、単純に拡散現象として記述するのは間違っているかも知れない、と思った。










…と、こんなに長々と書いていないでちゃんと実験しろっていう話ですね。わかります。