演奏って何?
ショパンのバラード第1番をずっと練習中だ。
ホロヴィッツのラフマニノフ:ピアノソナタ第2番のパワフルな演奏に触発されたせいか、なぜか自分の弾き方がすこしパワフルになった気がする。ちょっと気持ちよかった。
でもパワフルだから気持ちいいというのは、刹那的で自分としては不本意。
こっちはホロヴィッツの演奏
演奏するってなんなのだろう?
演奏するってことは、作品の表現を自分に任されるんだよね。
ってことは自分の好きなように表現していいってことなのかな?
クラシックではピアノのペダルはとても気をつけて使わないといけない。なぜなら、ずっとふみぱなしだと、今から弾く音と不協和な音が残ってしまう可能性があるからだ。
でも、僕は不協和な音が残っていたほうが、味があってよいと思っている。
たんにリバーブ的な効果ではなく、不協和音がなす不思議な感じを出したい。情景を引き出したい。と言ったところだろうか?
音楽は確かに「楽」しい。でも僕は音楽の楽しい部分しかみてないようじゃだめだと思うな。つまり刹那的な楽しみ方ではつまらないということ。
やはり、いぶし銀のように味をじわじわと感じるのが音楽の醍醐味ではないだろうか?
まだうまく表現できないな